止水栓とは?役割や元栓との違い、調整方法を解説!|千葉県船橋市の上下水道工事、リフォームなら「有限会社小川設備」-ブログ

受付時間 8:00~18:00047-440-2325

BLOGブログ

ブログ

止水栓とは?役割や元栓との違い、調整方法を解説!

家にいる時に水漏れが発生した場合は止水栓を閉めて対応することが一般的です。
しかし止水栓を初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

万が一水漏れが発生した時に備え、ここでは止水栓の役割と元栓との違い、扱い方について紹介します。

止水栓とは?役割や元栓との違い、調整方法を解説!

止水栓の役割

止水栓とは水流の制御を目的としたものです。
前面道路から敷地内に引き込まれた水道管は、自宅で使用する水回りに分岐されます。
分岐された水道管の途中に止水栓を設け、水を止めたり水量を調節したりすることに使用されます。

 

特に目に見えてわかりやすいのは洗面台のキャビネット下です。
洗面台のつまりによる水漏れなどが発生した際、止水栓を止めて補修・掃除などを行う時に制御することが多いです。

その他にも水回りのトラブルが発生した際、一度止水栓で水を止めなければ水が出っぱなしとなってしまうため、さまざまな箇所に設けられています。

止水栓と元栓の違い

止水栓と似た言葉に元栓があり、どのような違いがあるのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは2つの違いについて紹介します。

2つの違いについて

止水栓は水回りの箇所に設置されますが、元栓は家全体の水をストップさせることができ、各建物に必ず設置されています。
止水栓は「部分箇所の水を止める場所」、元栓は「家全体の水を止める場所」と認識しても問題ありません。

 

例えばキッチンの水漏れが生じた時は、キッチンの止水栓を閉めて修理します。
一方どこで水漏れが発生しているか分からない時は、元栓を閉めて家全体への水供給を止めて修理します。
上記のように水漏れが発生した場所の確認が出来ているかによって使い分けているのです。

設置場所

止水栓は家の中の水回りに設置され、主に以下の箇所となります。

 

・キッチン
・トイレ
・洗面台
・洗濯機置き場
・お風呂
・給湯機
・外部水洗など

 

キッチンや洗面台などは作業場所の下にあるキャビネットに取り付けられていることが多いです。
トイレや洗濯機用の止水栓は壁面や床面に設置されています。

 

一方元栓は戸建住宅の場合は駐車場付近が多いですが、施工会社によって異なります。
賃貸住宅などの場合は建物の壁面に設置され、月々の水道代金を決めるためにも水量確認がしやすい箇所に設置されていることが多いです。

止水栓の開け方・閉め方・回らないときの対処

ここでは止水栓の開け方と閉め方の調整方法と、回らない時の対処方法について紹介します。

調整方法

止水栓の調整は以下の2つのタイプがあります。

 

ハンドルタイプ・・・手で回して開け閉めできるタイプ
内ネジタイプ・・・マイナスドライバーを使ってネジを回すタイプ

 

一般的には開け閉めの手軽さからハンドルタイプが用いられることが多いです。
また時計回りに回すと閉まり、反時計回りに回すと水圧調整ができるようになっています。

一方元栓は、レバーを回して開け閉めします。基本的に水圧調整はできないため、水が出るか閉まるかの操作だけとなります。

元栓の調整方法

元栓は、水道メーターボックス内に設置されている元栓レバーを回すことで開け閉めすることができます。
なお元栓は止水栓とは異なり、開き具合によって水圧を調整するものではありません。

回らないときの対処方法

止水栓が回らない状態となった時は、自身で無理に回すのではなく専門業者に依頼することをお勧めします。
止水栓はずっと操作していない状態が続くとハンドル部分が固まって回らなくなることもあります。

 

主に「サビで固着してしまっている」「もともときつく締めていた」「ネジの頭がつぶれているためドライバーで回せない」などが原因として挙げられます。
多くの方は自身で操作しようと考えますが、万が一止水栓が壊れてしまうと「水が止まらない状態」にもなりかねません。

 

さらに一緒に配管が壊れてしまうと水漏れの原因にもつながるでしょう。
また故障したことによって修理しなければいけず、費用が発生するうえ、修理が完了するまで使用できなくなります。
そのため止水栓が回らなくなった時は、即座に専門業者に依頼し、修理を依頼するようにしましょう。

まとめ

止水栓は家の水道を操作するものです。
水回りを掃除する際や修理する際に操作することになります。
一方止水栓に似た元栓は、家の水操作をすることができます。
間違えて操作すると家全体への水供給がストップしてしまうため注意してください。

 

また止水栓が回らないときは自分で無理に回さず、専門業者に依頼するようにしましょう。
万が一止水栓を破損してしまうと水が止まらない状態や余計な工事費がかかってしまうことにもつながりかねません。
即座に修理会社へ連絡し、状況を伝えて見てもらうようにしましょう。

このページのトップに戻る