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設備工事に必要な資格とは?おすすめの資格とその取得方法を紹介

2024年10月04日

みなさん、こんにちは。

『水と人で暮らしをつくる』という理念のもと、千葉県船橋市で上下水道工事やリフォームを手がけている、有限会社小川設備です。

設備工事の分野で働くには、専門的な知識とスキルが不可欠です。

そして、それを証明するのが資格です。

この記事では、設備工事に必要な基本的な資格からキャリアアップに役立つ資格までを詳しく解説し、その取得方法についてもご紹介します。

設備工事の仕事に興味がある方や、既に働いている方にとって、資格を取得することは大きなキャリアアップのチャンスとなるでしょう。

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設備工事に必要な資格とは?おすすめの資格とその取得方法を紹介

そもそも設備工事とは?

設備工事とは、建物や施設に欠かせないインフラや設備を設置・維持する仕事です。

水道や空調、電気など、日常生活に直結するさまざまな設備が対象となります。

以下で詳しく見ていきましょう。

設備工事の内容

設備工事は、建物や施設内の給水、排水、電気、空調など、生活や業務に欠かせないインフラ設備を設置・修理する仕事です。

具体的には、配管の設置や交換、電気配線の工事、冷暖房システムの設置などが含まれます。

設備工事は多岐にわたり、建物の新築時の工事から、老朽化した設備のメンテナンス、さらには設備の更新まで幅広い業務を担当します。

また、最新の技術を取り入れた設備の導入も増えており、これに対応するための専門的な技術や資格が求められています。

設備工事に必要な基本資格とは?

設備工事を行うには、一定の資格が必要です。

ここでは、設備工事に携わるために取得が必須となる基本的な資格を紹介します。

給水装置工事主任技術者

給水装置工事主任技術者は、建物に給水設備を設置・維持するための資格です。

給水装置は、建物内に安全な水を供給するために欠かせない設備であり、この資格を持っていると、給水装置の設計や施工、修理を行うことができます。

資格を取得するためには、実務経験が必要であり、特定の講習や試験に合格することで認定されます。

水道インフラは生活に欠かせないため、この資格を持つことで設備工事業界での需要が高まります。

排水設備工事責任技術者

排水設備工事責任技術者は、建物の排水システムを設置・維持するための資格です。

排水設備は、生活や業務で発生する汚水を適切に排出するために重要な役割を果たします。

この資格を取得することで、排水設備の設計・施工やメンテナンスに携わることができます。

試験は、技術的な知識に加えて法規に関する問題も含まれているため、設備工事における総合的な知識が求められます。

資格を取得すれば、排水設備の専門家として活躍できるチャンスが広がります。

電気工事士

電気工事士は、設備工事の中でも特に重要な役割を果たす資格です。

電気工事士の資格を持つと、建物内の電気配線や電気設備の設置・修理・保守を行うことができます。

第一種電気工事士と第二種電気工事士に分かれ、第一種ではさらに大規模な電気工事を行うことが可能です。

資格を取得するためには、講習や筆記試験、実技試験をクリアする必要があります。

電気は生活や業務に欠かせないインフラの一部であり、この資格は業界内で非常に需要があります。

キャリアアップに役立つおすすめ資格

設備工事に携わる上で、さらにスキルを高めたい場合には、キャリアアップに役立つ資格を取得することが有効です。

以下に、おすすめの資格を紹介します。

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は、建物内の配管工事を統括・管理するための資格です。

この資格を取得することで、給排水や空調、ガス管などの配管工事において、施工計画の作成や現場管理、工事の進行を指導する役割を担うことができます。

管工事は大規模なプロジェクトでも欠かせないため、管理能力を持つこの資格は、設備工事業界でのキャリアアップに大いに役立ちます。

1級と2級があり、実務経験を積むことで、さらに大規模な現場を管理する責任者としての役割を果たすことが可能です。

冷凍空調技士

冷凍空調技士は、冷暖房や冷凍設備の設置や維持管理に関する専門知識を有する資格です。

現代の建物には冷暖房設備が欠かせず、この資格を取得することで、冷暖房システムや冷凍設備の設計・施工・保守を行うことができます。

また、エネルギー効率や環境負荷を考慮した設計が求められるため、冷凍空調技士の技術は今後ますます重要になるでしょう。

資格取得には講習を受け、技術試験や筆記試験に合格する必要があります。

冷暖房設備の設置が多い商業施設や工場で特に需要が高まっています。

消防設備士

消防設備士は、建物内の消防設備を設置・点検・修理するための資格です。

火災から人命や財産を守るために、スプリンクラーや消火器、火災報知器などの設備が必要です。

この資格を取得することで、こうした設備の施工やメンテナンスを行うことができます。

消防設備は法律で設置が義務付けられているため、常に一定の需要があります。

資格取得には、講習や試験を受ける必要があり、消防設備に関する技術的な知識だけでなく、法規に関する知識も必要です。

資格取得のための勉強方法とポイント

資格を取得するには、しっかりとした学習が必要です。

ここでは、効率的に資格を取得するための勉強方法と、試験合格のためのポイントを紹介します。

資格学校や通信講座の活用

資格取得を目指す際に、専門の資格学校や通信講座を活用するのは非常に有効です。

特に、実技試験がある資格では、実際に作業を体験できる学校や講座が役立ちます。

資格学校では、過去の試験問題を使った模擬試験が行われたり、試験対策に特化した指導が行われるため、効率的に学ぶことができます。

通信講座も、自宅で学習できるというメリットがあり、忙しい社会人にとって時間を有効に使える選択肢です。

実務経験を活かした試験対策

設備工事の資格試験では、実務経験が活かされることが多いです。

日々の現場での経験が、試験問題に直結することが多いため、実務をしながら学ぶことが一番の試験対策となります。

特に施工管理系の資格では、現場での施工の流れや注意点を理解していることが、試験の合格率を高めるポイントとなります。

実務経験が足りない場合は、現場で学んだことをノートにまとめたり、経験者にアドバイスをもらうなどして、実践に基づいた学習を心がけると良いでしょう。

効率的な学習スケジュールの立て方

資格取得のためには、効率的な学習スケジュールを立てることが重要です。

まずは、試験日から逆算して勉強期間を確保しましょう。

1日に数時間の勉強時間を取ることが理想ですが、忙しい方は週単位で計画を立てても効果的です。

また、過去問を解きながら理解を深め、不得意な分野を重点的に復習することで、効率よく試験に備えることができます。

学習の進捗を定期的に確認し、目標に向かって計画的に勉強を進めましょう。

まとめ:設備工事に必要な資格を取得してキャリアを広げよう

資格取得は、設備工事業界でのキャリアアップに直結します。

自分に合った資格を選び、計画的に学習を進めることで、現場での信頼も得られ、より多くの仕事に挑戦できるようになります。

また、資格を持つことで、業界内での転職や昇進も有利になります。

設備工事の資格を取得し、キャリアの幅を広げるための一歩を踏み出しましょう。