地盤調査にかかる時間はどのくらい?気になる費用や注意点も解説!|千葉県船橋市の上下水道工事、リフォームなら「有限会社小川設備」-ブログ

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地盤調査にかかる時間はどのくらい?気になる費用や注意点も解説!

家を建てる時には、土地の強さが大きなポイントになります。
どのような家を建築してもかなりの重さになるため、地盤はそれに耐えられるような強固なものでなくてはいけません。

しかし、河川などの水辺に近い土地や埋立地、盛土で作られたような土地などは、軟弱地盤の傾向があります。

 

何も対策をしないで家を建ててしまうと、家が傾いてしまったり地盤沈下を起こしてしまったりすることもあるのです。

本記事では、地盤調査とは何かを詳しく解説した上で、調査の方法やかかる時間や気になる費用について紹介します。
地盤調査を行う時の注意点なども記載しているので、これから家を建てる方はぜひ参考にしてください。

地盤調査にかかる時間はどのくらい?気になる費用や注意点も解説!

地盤調査とは

地盤調査とは、その字の通りに、これから建物を建築する土地の地盤を調査することです。
住宅などの建物にはかなりの重さがあるため、もし重量に耐えられない軟らかい土地に建築物を建ててしまうと、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。

 

具体的には、建築後家が傾いてしまったり、家が歪んで窓やドアが開かなくなったり、外壁に亀裂が入ったり、地盤沈下が起きたりして、家が倒壊してしまうこともあるのです。

 

特に、以前沼地や川だったようなエリアで、人工的に土砂などを積み上げて作られた埋立地や、山などの傾斜地に盛土をして平坦にした土地、昔水害の多かった土地、水辺に近いような土地などは、地盤が軟弱である可能性が高くなっています。

 

「自分が家を建てる土地は、どれにも当てはまっていないから地盤調査の必要はない」と、考える方もいるかもしれません。
しかし、建物を建築するのにふさわしいかどうかは、実際に調査してみなければ分からないのです。
そもそも一部の例外を除き、現在では建物を建築する際には法律で義務化されているため、地盤調査をしないで家を建てることはできないことになっています。

地盤調査の方法

一般的に行われている地盤調査の方法は「スウェーデン式サウンディング試験」「ボーリング調査」の2種類です。
以下に、それぞれの方法の詳細を紹介します。

スウェーデン式サウンディング試験

一般的な住宅で採用されることが多い地盤調査の方法が、スウェーデン式サウンディング試験です。
戸建住宅であれば、家の四隅と中央の5つのポイントを調査します。

 

具体的な調査方法は、先端がスクリュー状になったロッドにおもりをつけながら回転させていき、おもりの重量や回転数から地番の強度を計ることができます。
気になる費用は5万円ほどと、お手軽価格となっているのが特徴でありメリットです。

ボーリング調査

ボーリング調査は、マンションなどの規模の大きい建物で行われています。
ボーリング機械を使用し土地に穴を掘って、その中にはハンバーを落下させて地盤の強度を計ります。

スウェーデン式サウンディング試験では、規模が大きな土地の地盤の正確性を確保できないため、大規模な土地の地盤調査にはこの方法が用いられるのが一般的です。

 

費用については25~30万円程度の高額な費用がかかります。
そのため、一般住宅でボーリング調査が行われることは少ないですが、大きな住宅や地下室を設ける場合は選択されることもあります。

地盤調査にかかる時間

地盤調査にかかる時間は、調査方法によって異なります。
スウェーデン式サウンディング試験であれば半日~1日程度、ボーリング調査では1日~数日、場合によっては1週間以上かかります。

 

ただし、調査結果のレポート作成にそれ以上の時間を要することもあるため、結果を急いで知りたい場合は、その時間も考慮して早めに調査を実施することをおすすめします。

地盤調査の注意点

住宅をハウスメーカーなどに建ててもらう場合は、施工側が地盤調査業者を手配してくれますが、その場合は中間マージンが発生する可能性が高くなります。
自身で地盤調査業者を手配する時には、以下の点に注意してください。

地盤調査報告書の発行について

地盤調査報告書は、地盤調査を行った証明になるもので、自分が所有する土地の地盤状態の詳細が記された大事な書類です。
必ず発行されるかどうかを確認してください。
発行された報告書の内容は、専門用語が多いため素人が見てもよく分からない場合がほとんどです。

 

地盤調査の結果によって地盤改良工事が必要になる場合は、業者側からその旨の説明がありますが、その際には報告書の内容を分かりやすく説明してもらいましょう。
地盤改良にも複数の種類があり、どの方法を選択するかで費用も大きく変わってきます。

専門技術者が在籍している

地盤調査には、高い技術と専門的な知識が要求されます。
地盤調査業者を選ぶ時には、その証となる専門技術者が在籍していることを確認しましょう。

 

地盤調査に関わる資格には「地盤品質判定士」や「住宅地盤主任技士」などがあります。
資格の有無は各業者のホームページなどを確認すれば記載されていて、優良業者であればこれまで実施した調査事例や技術面についての記載があるので、それを参考にしてください。

資金に余裕を持っておく

一般住宅の地盤調査を行うだけなら5万円程度の費用で済みますが、上記したように地盤改良が必要になれば数十万円~100万円以上の必要が発生します。
それに備えて、家の建築費用には余裕を持っておくことも大事になります。

 

どうしても地盤改良は避けたいということなら、土地を購入する前に地盤調査を実施することをおすすめします。
当社は地盤調査をしっかり行ってから、適切な工事を行います。
給排水工事などでお悩みの方は、ぜひ当社をご利用ください。

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